健康と食品
(6)食塩や脂肪は控えめに。
- 塩辛い食品を控えめに、食塩は1日10g未満にしましょう。
- 脂肪のとりすぎをやめ、動物、植物、魚由来の脂肪をバランスよくとりましょう。
- 栄養成分表示を見て、食品や外食を選ぶ習慣を身につけましょう。
食塩のとりすぎは、高血圧や脳卒中、心臓病や胃がんなどを起こしやすくします。また、脂肪のとりすぎは、心臓病や大腸がんなどの原因になります。脂肪は目に見える食品だけでなく、食材そのものにも含まれていることから、食事全体の脂肪量に注意しながら食品選びをしましょう。
最近では栄養成分表示のある食品や、それらをメニューに表示している外食店も多くなっています。食塩や脂肪をとりすぎないためにも、このような表示を見る習慣を身につけてください。
脂肪をとりすぎていないかチェックしてみましょう!
アドバイス減塩対策10のポイント
- 食卓に食塩やしょうゆを置かず、使う時に少量を取り分けます。
しょうゆやソースは、食べ物にふりかけるより、つけて食べた方が塩気を強く感じます。 - みそ汁は実だくさんにして、1日1杯程度にしましょう。
- 漬物、インスタント食品、調理食品、せんべい、スナック菓子などを食べ過ぎないようにしましょう。
- めん類の汁は飲みきらないで残すようにしましょう。
- 調味料は必要最小限の量を使うようにして、薄味の料理に慣れましょう。
- 素材そのものの味や、昆布、かつお、しいたけなどの天然のだしのうま味を生かしましょう。
- みつば、しそ、しょうが、ハーブなどの香辛料を上手に使い、味にアクセントをつけましょう。
- 塩味の代わりに、ゆず、レモン、お酢などの酸味をきかせましょう。
- しょうゆはそのまま使わず、だし汁と合わせて割りじょうゆにすると塩分をおさえられます。
- しょうゆにくらべて塩分の少ないソースやケチャップなどの調味料を上手に利用しましょう。
アドバイスすすんでとりたい血液中のコレステロールを下げる食品
次の食品のうち特に魚類は、悪玉コレステロールを減らす効果のあるDHA、EPAを含んでいます。
[魚類]
まぐろ、いわし、さば、ぶり、さんま、うなぎ
[大豆・大豆製品]
納豆、豆腐
[食物繊維の多い食品]
しいたけなどのきのこ類、海藻類、野菜類

